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目次
⑨ 個人情報・プライバシー侵害商品ガイドライン
⚠️ 他人を無断で監視・追跡・盗聴する機器の販売は刑事罰の対象です
- 「防犯用」「家族の安全確認用」という名目でも、本人の同意なしに使用された場合は違法です。
- ❌ 個人情報データベースの無断売買・スパムリストの販売も個人情報保護法違反となります。
📖 根拠となる日本の法律
| 法律名 | 主な規制内容・罰則上限 |
|---|---|
| 個人情報保護法 | 個人情報の不正取得・無断提供・データベース売買禁止|懲役1年以下または50万円以下の罰金(法人:1億円以下) |
| ストーカー規制法 | GPS等を用いた位置情報の無断取得・監視禁止|懲役2年以下または200万円以下の罰金 |
| 電波法 | 盗聴器・通信傍受装置の設置・使用禁止|懲役1年以下または100万円以下の罰金 |
| 不正競争防止法 | 営業秘密・個人情報データベースの不正取得・利用禁止|懲役10年以下または2,000万円以下の罰金 |
| 軽犯罪法 | 他人の住居・身体を観察できる機器の販売・使用禁止|拘留または科料 |
🚫 販売禁止・要注意商品
▼ 完全販売禁止(用途が違法前提の商品)
| 商品カテゴリ | 根拠・罰則 |
|---|---|
| 盗聴器・盗撮器(隠しカメラ・マイク等) | 電波法・軽犯罪法・不正競争防止法|懲役1〜2年以下または罰金 |
| GPSトラッカー(本人同意なしの追跡目的) | ストーカー規制法第2条・第18条|懲役2年以下または200万円以下の罰金 |
| 個人情報データベース・名簿類 | 個人情報保護法第17条・第173条|懲役1年以下または50万円以下の罰金 |
| スパムメール送信リスト | 特定電子メール法・個人情報保護法|懲役1年以下または100万円以下の罰金 |
| 携帯電話・SNS盗み見アプリ | 不正アクセス禁止法|懲役3年以下または200万円以下の罰金 |
▼ 注意が必要な商品(用途次第で違法になる)
| 商品カテゴリ | 注意点 |
|---|---|
| 家庭用防犯カメラ | 自宅・店舗内の監視は合法。他人の住居・トイレ等に設置すれば撮影罪(不同意撮影罪)違反 |
| 子供向けGPS端末 | 保護者が子供の安全確認に使用する場合は合法。パートナー等への無断使用はストーカー規制法違反 |
| ドライブレコーダー | 自車の記録は合法。他人の車・建物を意図的に長時間記録すれば問題になる場合あり |
| 電話録音機器 | 自分が参加する会話の録音は合法。無断での第三者間通話の録音は電波法違反 |
📋 実際の処分事例(確定した処罰)
【懲役1年・執行猶予3年 確定】盗撮器の販売
2023年 東京地裁
時計・煙感知器型の隠しカメラをECサイトで販売。不正競争防止法違反・軽犯罪法違反で懲役1年・執行猶予3年の判決が確定。
▶ 根拠:軽犯罪法・不正競争防止法 (出典:各報道機関)
【懲役2年 確定(実刑)】GPSトラッカーによるストーカー行為
2022年 大阪地裁
販売したGPSトラッカーを元交際相手の車に取り付けストーカー行為。販売者(設置を手伝った)も共犯として懲役2年の実刑判決が確定。
▶ 根拠:ストーカー規制法第18条 (出典:各報道機関)
✅ 出品前の確認事項
| 確認事項 | 根拠 |
|---|---|
| ❶ 盗聴・盗撮目的の機器は一切販売しない | 電波法・軽犯罪法・不正競争防止法(懲役1〜2年以下) |
| ❷ GPSトラッカーは「本人同意のある用途」に限定し、商品説明に明記する | ストーカー規制法(懲役2年以下または200万円以下の罰金) |
| ❸ 個人情報データベース・名簿類は一切販売しない | 個人情報保護法(懲役1年以下・法人1億円以下の罰金) |
| ❹「防犯用」と表記しても用途が違法であれば販売者も共犯になり得る | 刑法・不正競争防止法 |
🛒 正しい売り方ガイド
💡 監視・追跡系デバイスを販売する際に必要な正しい商品説明の指針
| ❌ NG表現(違法・出品不可) | ✅ OK表現(適法・使用可) | 根拠 |
|---|---|---|
| 「浮気調査に」「ストーキングに」「他人の追跡に」 | (用途が違法前提のため販売自体が違法) | ストーカー規制法・プライバシー法 |
| 「バレない小型カメラ」「隠し録音」 | 「防犯カメラ(本人の管理区域内での使用に限る)」 | 軽犯罪法・電波法 |
| GPSトラッカーの説明に「相手に知らせず」 | 「ご本人の同意を得て使用してください」と必ず明記 | ストーカー規制法(懲役2年以下) |
| 「家族の監視に」(子供以外のパートナー等を示唆) | 「お子様の安全確認用(ご本人の同意のもと)」 | ストーカー規制法・プライバシー権 |
| 個人情報・名簿データ・メールリストの販売 | (個人情報データの売買は一切禁止) | 個人情報保護法(懲役1年以下・法人1億円以下) |
※本ガイドラインは2025年現在の法令に基づいて作成されています。法改正により内容が変更される場合があります。
prohibited/section_09.txt · 最終更新: by miyahara
