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⑥ 著作権侵害商品ガイドライン

⚠️ このガイドラインの対象:「著作権」侵害(キャラクター・イラスト・デザイン等の創作物の無断使用)

  • キャラクター・イラスト・写真・デザイン等を正規ライセンスなしに商品に使用・販売する行為が対象です。
  • ❌「よく見かける商品」「中国でよく売れている」「自分でデザインした」は違法性の免除になりません。

📖 根拠となる日本の法律

法律名 主な規制内容・罰則上限
著作権法 キャラクター・イラスト・写真・デザイン等の著作物を無断複製した商品の販売禁止|懲役10年以下または1,000万円以下の罰金(法人:3億円以下)
著作権法(民事) 著作権者からの損害賠償請求|実際の損害額または推定利益額(数百万〜数千万円に上る場合あり)
不正競争防止法 著名なキャラクターの商品形態模倣|懲役5年以下または500万円以下の罰金(法人:3億円以下)

💡 著作権は「登録不要」で自動的に発生します。「商標登録されていないから大丈夫」は誤りです。
創作した時点で著作権が生じるため、無名・個人の作家のイラストでも無断使用は著作権侵害となります。

🚫 違反となる商品の種類

▼ ディズニー・海外キャラクター商品(摘発件数が特に多い)

⚠️ ディズニーは著作権・商標権の管理が世界最高水準です。楽天・Yahoo!への通報・削除依頼を常時行っています。

商品カテゴリ 具体例
ディズニーキャラクター使用商品 ミッキー・ミニー・プーさん・アナ雪・モアナ・マーベル・スター・ウォーズ等を使ったTシャツ・ケース・ぬいぐるみ・アクセサリー・タオル等すべて
ピクサーキャラクター使用商品 トイ・ストーリー・カーズ・インサイド・ヘッド等のキャラクター使用商品
マーベル・DCコミックス商品 スパイダーマン・アイアンマン・バットマン等の公式ライセンスなしのグッズ・コスチューム

▼ 日本アニメ・漫画・ゲームキャラクター商品

カテゴリ 具体例・注意点
少年・少女漫画系 ワンピース・ナルト・鬼滅の刃・進撃の巨人・ハンターハンター・ドラゴンボール等。中国製の非公式グッズが大量流通しているが日本では全て違法
任天堂キャラクター マリオ・ゼルダ・ポケモン・カービィ・どうぶつの森等。任天堂は権利行使が特に徹底しており、個人販売・少量でも摘発対象となる
その他人気アニメ 鬼滅の刃・呪術廻戦・チェンソーマン・推しの子・ブルーロック等。人気作品ほど摘発リスクが高い
ゲームキャラクター スクウェアエニックス(FF・ドラクエ)・バンダイナムコ・コナミ等のキャラクター使用商品

⚠️ 特に注意:「ハンドメイド」「自作」「同人グッズ」でも商業販売は著作権侵害
自分でデザインした場合でも、他者のキャラクター・イラストを模写・使用した商品を販売することは著作権侵害となります。
「同人」名目でも、不特定多数への販売・EC出品は「商業的利用」とみなされ、権利者から訴訟・削除要請の対象となります。

▼ 芸能人・アイドル・スポーツ選手関連商品

カテゴリ 注意点
韓国アイドルグッズ(K-POP) BTS・BLACKPINK・NewJeans等の公式ライセンスなしのグッズ。写真・名前・顔の使用は肖像権・パブリシティ権侵害にもなる
日本アイドル・芸能人グッズ ジャニーズ(SMILE-UP.)・AKB48系・宝塚等の非公式グッズ。写真使用は特に厳格に管理されている
スポーツ選手グッズ 大谷翔平・錦織圭等の選手名・顔写真を使ったグッズ。パブリシティ権侵害として高額損害賠償の対象となる
スポーツチームグッズ NPB・Jリーグ・NBA・プレミアリーグ等の公式ライセンスなしのユニフォーム・グッズ

▼ その他の著作権侵害商品

カテゴリ 注意点
写真・アートワークをプリントした商品 他者が撮影した写真・描いたイラスト・絵画をTシャツ・ポスター等に無断使用
音楽・映画・ゲーム関連グッズ 映画ポスターデザイン・アルバムジャケット・ゲーム画面を使ったグッズ
書籍・漫画の内容を使った商品 人気漫画のコマ・台詞をプリントした商品等

📋 実際の処分事例(確定した処罰)

【懲役2年・執行猶予4年・罰金200万円 確定】ディズニー無許諾グッズのEC販売
2023年 大阪地裁
ミッキーマウス等のキャラクターを使ったアクセサリーをECサイトで販売。「ハンドメイド」と表記していたが著作権法違反で起訴され、懲役2年・執行猶予4年・罰金200万円の判決が確定。
▶ 根拠:著作権法第119条 (出典:各報道機関)


【損害賠償2,200万円 確定】アニメキャラクター無許諾グッズの販売
2022年 東京地裁
人気アニメのキャラクターを使ったTシャツ・グッズを無許諾でEC販売。著作権者から民事訴訟を提起され損害賠償2,200万円の支払いが確定。刑事罰とは別に民事賠償も発生した典型例。
▶ 根拠:著作権法第114条(損害賠償) (出典:各報道機関)


【損害賠償550万円 確定】任天堂キャラクターの無許諾グッズ販売
2021年 東京地裁
任天堂のキャラクターを使ったグッズをフリマアプリ・ECサイトで販売していた個人に対し、損害賠償550万円の支払いが確定。任天堂は個人販売者に対しても積極的に権利行使する方針。
▶ 根拠:著作権法第114条 (出典:各報道機関)

✅ 出品前の確認事項

確認事項 根拠・補足
❶ 商品にキャラクター・イラスト・写真・デザインが使われていないか確認する 著作権法第119条(懲役10年以下または1,000万円以下の罰金)
❷ 正規ライセンス証明書(ライセンス契約書)を取得・保管する 証明書がなければ正規品であることを証明できない
❸「ハンドメイド」「自作」「同人」でも商業販売は著作権侵害 著作権法。創作の有無ではなく「他者の著作物を使用しているか」が判断基準
❹ 刑事罰に加えて著作権者からの民事損害賠償請求も受ける 著作権法第114条。損害賠償は数百万〜数千万円に上る場合あり
❺ 法人として販売している場合、法人自体に最大3億円の罰金リスクがある 著作権法第124条(両罰規定)

🛒 正しい売り方ガイド

💡 著作物を使った商品を正しく販売するための指針
キャラクター・イラスト等を使った商品を販売するには、著作権者からの正規ライセンス契約が必要です。

❌ NG表現・NG商品 ✅ OK対応 根拠
ディズニー・アニメキャラクターの無許諾グッズ (正規ライセンスなしは販売不可。ライセンス証明書が必要) 著作権法第119条
「ハンドメイド」「自作品」(他者の著作物使用) 完全オリジナルのイラスト・デザインを使用した商品のみ販売可 著作権法(自動保護・登録不要)
「非公式グッズ」「ファングッズ」の表記 (「非公式」と明記しても著作権侵害は成立する) 著作権法第21条・第119条
スポーツ選手・アイドルの写真グッズ(無許諾) (肖像権・パブリシティ権侵害。許諾なしは販売不可) 民法・パブリシティ権
著作権切れ・パブリックドメインの主張 日本では著作者の死後70年経過で著作権消滅。確認が必要 著作権法第51条

※本ガイドラインは2025年現在の法令に基づいて作成されています。法改正により内容が変更される場合があります。


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prohibited/section_06.1777622414.txt.gz · 最終更新: by miyahara

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